お肌が敏感になってるかも？と感じた時のスキンケアのポイント

”敏感肌”という言葉、結構よく耳にしますよね。

実際のお肌がどんな状態になっているかご存知ですか？

敏感肌には特別な定義はありませんが、以下の項目に１つでも当てはまれば、肌が一時的、あるいは慢性的に敏感な状態になっていると思って良いでしょう。

・ちょっとしたことでかゆみやひりつきを感じる
・湿疹やかぶれ

・頬などに赤みが出る
・ニキビ・吹き出物ができやすくなる
・肌が荒れが続く

ではなぜ肌が敏感になるのでしょうか？

それはズバリ

「バリア機能の低下」です。

肌は上から表皮・真皮・皮下組織の三層構造になっており、てで触れるお顔の表面は角層と呼ばれ、、その厚みはわずか0.02mmほど。

とにかくとっても薄いのです。

そのうす〜い角層では、天然保湿因子（NMF)を含んだ角層細胞と、細胞間脂質がきれいに整列することで、水分をキープしています。

そうする事で、紫外線や細菌、ホコリなど外界の刺激から肌を守る「うるおいバリア機能」となるわけです。

しかし、気候の関係や加齢、ストレス、睡眠不足、ゴシゴシスキンケアなどの影響で、角層から水分が失われて肌が乾燥状態になり、”うるおいバリア機能”が低下してしまいます。
バリア機能が低下した肌は、外からの刺激に弱くなり、いつもの化粧品が使えなくなったり、紫外線、空気中のほこり・花粉などに対して敏感に反応してしまい、上記でご紹介したような症状を起こしやすくなるのです。

3月〜5月にお肌が敏感になる要因としては、寒く乾燥した冬を過ごしてきた肌は、水分が失われてうるおいバリア機能が低下ぎみ。乾燥に加え、春になると紫外線料が一気に増えるとともに、花粉や大気汚染物質、黄砂、PM２.5などの環境因子の刺激が加わることにより、肌の調子が揺らぎやすくなるのです。

ではどう対処すれば良いのでしょうか？

まずはスキンケアの見直しです。

まず最初に見直して欲しいのが、「洗顔」

正しい洗顔とは

”汚れを落として潤いは残す”

これが鉄則です！

過剰に皮脂を落とし、潤いまで落とす洗顔はとても危険です。

肌が敏感になっている時は、洗浄力の強いオイルやバームタイプは控え、乳液タイプやクリームタイプがオススメです。

洗顔フォームも、しっかりとあわ立てて、泡を転がすようにお顔を洗うと良いですね。

お水の温度も要注意です。「ぬるま水」くらいがちょうど良いので、あったかいと感じる手前くらいの温度で洗うようにして下さいね。

スキンケア以外でも、こまめに水分補給（水）をしたり、バランスの良い食事を摂ることも大切です。

お肌の潤いを保つセラミドやヒアルロン酸は、ジャンクフードや添加物の多い食事を続けると減少してしまう傾向にありますので、潤いキープのためにも食事は大切です。

最後に睡眠。

睡眠不足は自律神経の乱れも引き起こし、ホルモンバランスも崩れます。

肌のターンオーバーも乱れ、美しいお肌から遠ざかってしまいますので、睡眠もたっぷり摂るよう心がけて下さいね。